ねじまき日記

京都在住の30代ゲイ。日常のあれこれを書こうかなと。

AIの未来ををいろいろ考えている。

人工知能のあれこれ

最近話題のChatGPTやBing検索。
人工知能の進化の速さには驚かされる毎日。

 

せっかくなのでチャットボットブームから1,2カ月の今、
軽く自分の気持ちを含めて
記録を残しておこうかと。

 

テクノロジー業界の知の巨人、
ケヴィン・ケリーがゲスト回のポッドキャストを聴いた。
「Artificial Alien」という表現が出てきてこれがなかなか面白かった。

 

アーティフィシャル・エイリアン
つまり"人が作ったエイリアン"ということ。

 

AIを使ってできた人工知能を
機械やプログラムとして考えるのではなく、
別の惑星からきた宇宙人として考えてはどうか?というような発言が印象に残った。


確かに新たな着目を得られそうだし、
まったく未知の存在、という意味では芯を得ている気がする。

 

例に挙げられていたのは、
完璧な道徳を備えた生物って生まれたことがない
ので、
もしAI時代にそういう存在が出来上がると、
世界はどうなるのか楽しみ的なことを言っていた。


なるほど、考える視点が一般人とは全く違ってさすがだなと。

 

ほかにも、
AIには人間のような欲望がないから人間を代替はできない
という論もブログでみかけ、感心した。

チャットでは欲望があるように見えても、
あくまで人間を真似た発言をしているだけで
本当に欲しがっているわけではないということらしい。

まあ、ブラックボックスなAIなので本当のことは誰にもわからないんだけど。

 

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スピルバーグ監督の映画『A.I.』や、
カズオイシグロ『クララとお日さま』を読んだ時も思ったけど、
欧米人は機械・ロボットを怖がりすぎな傾向があるような気もする。

キリスト教の影響はやはり現代でも大きく、
神が創造したものでないロボット、
日本人がみるのとは全く違う存在として見ているんだろうなと。

(そろそろ『フランケンシュタイン』とかアイザックアシモフ読み返そうかな)

 

日本人が「鉄腕アトム」や「ドラえもん」で育ったことは、
この時代に大きなアドバンテージとして働くのではないか。
・・・そんなことを最近思ったり。

 

個人的には、今のChatGPT-4が過大評価気味なんじゃないかとは思けれど、
1か月そこそこでこの進化、ということを考えると、
ChatGPT-8ぐらいではほんとにシンギュラリティを迎えたりするのかも。

 

ターミネーターの "審判の日"とはよく言ったもので、
もしそうなれば、人間にはどんな裁きが下されるんだろうか。

 

今日はこの辺で。

ねじまき

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