匂いのワードをあつめた辞書
最近こんな本を図書館で借りた。
『においと香りの表現辞典』(神宮 英夫、 熊王 康宏 編集)
文字通り、色んなにおいに関する表現やことばを集めた辞書で、
寝る前にパラパラ読んでいたら、
なかなか面白かったので印象に残ったワードをいくつか紹介。
インコから水仙まで
箇条書きで自分の備忘録がてら書いていきます。
・馥郁とした 【ふくいくとした】
→香木や、蕎麦や梅の花などの香りが宙に漂っている表現らしい。
・草様の 【くさようの】
→草のような、みたいな表現は言えそうだけど「くさようの」はちょっとプロっぽくていつか使ってみたい(たぶん一生使わない)
・インコ
→セキセイインコ臭というワードがあるらしい。
七面鳥とかなら、学校の臭い織の中のにおいを嗅いだことがあるけれど、
インコは他の鳥とは違う香ばしさがあるんでしょうか?
実際にコーヒーやふりかけの香りで使われている表現らしく、
ちょっとインコの匂いかでみたくなってきた。
苔のにおいを「モッシー」と表現するらしい。ちょっとかわいい。
例:ミュゲとガーデニアの花がかわらぬ優雅さを、モッシーの香りが個性を表現し・・・
ピラジン、ピリジン,フゼア、オレフィンやら、
化学系の語句はさすがに初めて聞くものばかり。
いやー嗅覚の世界は奥が深い。
たまにはこういう本を読むと面白いよね、という話でした。
※インコのにおいについて、続けて書いてます。