The Boyfriend@Netflix
恋愛リアリティーショーは今まで見たことなかったけど、
「ゲイの一カ月の共同生活」という斬新さ(物珍しさ)にひかれ、
ネットフリックスで話題の『ボーイフレンド』見てみました。
今までリアリティーショーを見なかった理由として、
「他人の恋愛模様を見てどうやって楽しめばいいかわからない」
というのが大きな理由だったし、正直なところ食わず嫌いだったりもした。
ただその苦手意識は、
「いままでヘテロセクシャルの男女同士がやっているから感じていたものなのかも？」
という気もしなくなかったし、
恋愛に興味がなく、色恋がここ数年全くない系ゲイの自分としても、
「たまにはこういうの見ないとあかんかなぁ～」と思い頑張って観てみることに。
観ながらパソコンでメモった内容をそのまま貼りつけているので、
めちゃ読みにくいですが、興味のある人だけ読んでみてください。
1話
なんかOPがおしゃれな感じ、けっこうお金かかってそう
カメラの画角がかなり凝っていて、最近はこういうのが流行ってるのかな～と。
「GreenRoom」という共有スペースで
同性愛者の男性６人で共同生活を送る、というコンセプト。
冒頭にメンバー紹介があったんだけど、
それぞれのメンバーの未来の動向を一瞬見せる演出が面白く、
「先が気になる感じ」を駆り立てていてなるほどな、と思った。
メンバーはこんな感じ。
ダイ(22)
大学生
テホン(34)
韓国出身のデザイナー
カミングアウトしてない
日本語も上手い。
リョウタ(28)
モデル・カフェ店長
背が高い
ゲンセイ(34)
台湾出身 ヘアメイク
シュン(23)
アーティスト
DTM、DJやっていて
同性婚したいらしい 里親とかも考えている
カズト(27)
格闘家の朝倉海にちょっと似てると思うの自分だけ？
料理人で冒頭から鰹をガンガン捌いていてすごい。
リアリティーシリーズとしても、
意外と落ち着いた雰囲気で悪くないかも。
「生まれたときから家族がいない」ゲイの方もいたり、
同性愛者だけでなくバイセクシャルの人もいたり。
(途中からトランスの人が入ってきたりはするのかな？)
１話から、
「この中に一人だけ手紙を書いてください。ただし自分の名前は書かないでください。」
的なお知らせがタブレットに届いて、
ああ、こういうのがリアリティーショーなのね、と納得。
みんなのはじめはぎこちない感じがリアルで、
(演技かどうかは置いといて)
パリピ感が少なくて嫌味がなく、わりとダウナーな感じで意外と一話を
すっと見通してしまった。
AIに店名を聞いてみる、というのも現代的で面白い場面があったり。
ただ、みんな体つきや顔が整っていて、
美形の人が集まっていて不自然な気がするけれど、
リアリティー番組ってそういうもんなんだっけ。
カメラが撮る画角とかをみてると、
カメラマンはおそらくゲイなんだろうな、
というのが推測できるのもおもしろい笑
カメラが６分割になるのとか、
映像がかなり凝ってて純粋にすごいなと。
２話
途中から新メンバーが合流。
ユーサク(36)
GOGOボーイでかなり有名な人らしいけど、自分は全く知らなかった。
(ゲイのみんな知ってました？？)
柔道の井上康生を細くした感じ(?)で、
ゲイ人気が高そうなのはこの人かなぁ、と。
あとこういう恋愛番組みて思ったのが、
喋り方って、けっこう人柄が出るなと改めて思ったり。
３話
刺激たっぷりの日系ブラジル人、アランが合流。
明らかに今までの雰囲気とは違うパリピな感じで、
ちょっと新たな空気感。
ポジティブすぎて自分は逆にひいちゃう。
『テラスハウス』の木村花さんの自殺もあってか、
その反省を生かした構成になっているそうだけど、
全体的にギスギス感はないので、
「意外とおもろいやん！」というのが正直な感想。
・脚本があるかどうかはわりとどうでもいい
見る前は「リアリティーショーってやらせなんでしょ？」と思い
「しょうもないな～」と食わず嫌いな苦手意識があったけれど、
いざ見てみると、演技か否かは不毛な議論で、
素直にやりとりを楽しめばいいのかな、と思えるようになった。
マジになりすぎず、ドラマのようにみればいいだけ。
恋愛っておっくうなものだけど、たまにはこういうのもいいかもね、と思えたり。
ボーイフレンドナイト
番組本編とは別に、芸能人がその様子をみてワイワイ話す副音声的な番組がYoutubeで配信されている、という設計も興味深かった。
ランニングしながら、Youtubeの音声だけ聞いたけどわりと面白かった。
芸人のヤーレンズが出てたり、未公開シーンも見れたり。
徳井さんによると、
"(鶏肉が)縦軸になってくる" らしく、
伏線がそこにあるんかい・・・とこれからが楽しみだったり笑
無理に恋愛しなくても良い感じの雰囲気は、確かに良い。
リョウタの性格が良くて聞き上手だから、誰からも頼られる感じがよい。
徳井さんとホラン千秋さんは、すでに全話みているらしい。
青山テルマとMEGUMIって最近あまり目にすることはなかったけど、
こういう番組で活躍してるんだな～というのを知ったり。
人の恋愛をみても面白くないと思っていたけれど、
恋模様というよりは、その中で見える人柄・性格のクセみたいなものを楽しむのは意外と悪くないかな～と思う番組だった。
ただ、この番組が終わっても、それぞれみんなの日常は続くわけで、
そういう意味で「リアリティーショーって罪な番組だよね」と思わなくもない。
特にこのSNS時代はどう頑張っても批判や中傷はなくならないだろうし。
あとひとつ思ったこと。
Netflixやその他ストリーミング配信の番組って、
シーズンまるまる一気に配信するパターンが多いけれど、
海外ドラマもこうやって数話ずつ配信する方がみんなで盛り上がれていい気がする。
(『力の指輪』『コブラ会』などそういうパターンは増えてきている気はする)
・・・ということでそろそろこの辺で。
・ネトフリの『ボーイフレンド』を見た感想(4話～6話) - ねじまき日記
・『ボーイフレンド』@Netflixを見た感想(7話&8話) - ねじまき日記
