ねじまき日記

京都在住の30代ゲイ。日常のあれこれを書こうかなと。

ガルシアマルケスの遺作「出会いはいつも八月」と死後に著作物が出版されることについての議論

作家の意志と本の出版

ニューヨークタイムズで、世界的なコロンビアの作家
ガルシアマルケスの新作に関する記事が話題になっていた。

・Gabriel García Márquez Wanted to Destroy His Last Novel. It’s About to Be Published.

www.nytimes.com

 

要するに、
「亡くなった小説家が出版を望まなかった未完の小説を、勝手に出版してよいのか?」という話。

 

“He told me directly that the novel had to be destroyed,” said Gonzalo García Barcha, the author’s younger son.

息子は父であるガブリエル・ガルシア=マルケスから直接「これはぶっ壊さないといけない」と言われたそう。

 

なんだかんだ、
英語版『Until August』はすでに3月12日に発売されていて、
議論を巻き起こしているという流れ。

たとえそれが洗練されていないものだとしても、
未完の遺作が発売されることを望むたくさんの読者もいる。


ただ倫理的にどうなんだろう、と思ってしまう人も多いみたいで。
みなさんはどうお考えでしょう?

 

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