ねじまき日記

京都在住の30代ゲイ。日常のあれこれを書こうかなと。

『百年の孤独』を読む日記 (1日目)

ガルシアマルケスの代表作

ついに『百年の孤独』の文庫版が発売。

一度挫折してしまったことがあるので、今度は入念に準備をして挑んでみることに。

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1章を読んでみたけれど、
やっぱりあの冒頭文はさすがで、ぐいぐい引き込まれる。

 

村の様子もうまく書かれていて、
磁石、物々交換、望遠鏡とレンズ、どれもわくわくする語りのうまさ。

 

磁石を引きずるシーンだけでも、ガルシアマルケス節が効いている。

 

家から家へ、二本の鉄の棒をひきずって歩いたのだ。すると、そこらの手鍋や平鍋、火描き権やこんろがもとあった場所からころがり落ち、抜けだそうとし て必死にもがく釘やねじのせいで材木は悲鳴をあげ、昔なくなった品物までがいちば ん念入りに捜したはずの隅から姿をあらわし、てんでに這うようにして、メルキアデ スの魔法の鉄の棒のあとを追った。

 

こんな感じでまったり、
コロンビアの世界に迷い込んでいこうかなと。

 

読書会もやっているのでお気軽にどうぞ。

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