ねじまき日記

京都在住の30代ゲイ。日常のあれこれを書こうかなと。

Twitterのアルゴリズムとツリーぶらさげ文化に思うこと

ツイッターの改悪について

最近、Twitterのアルゴリズムが公開されて以降、
長文を区切って、ツリーをぶら下げるツイートがさらに増えた気がする。

なぜかというと その方が拡散されやすく、
「より多くのインプレッションを得られるから」だそう。

より多くの人に見られる工夫としてそういうツイートが増えるのはまあいいとして、
ツリーにぶら下げられた文章ってけっこう読みにくいと思うのは
自分だけなんだろうか?

 

たとえばこういうツイート。

 

コメントや引用ツイートも散らばるし、
見る側としては負担が大きいというかなんというか。

 

ツイッター買収うんぬんとか以前から思ってたけど、

ツリーをたくさんぶらさげるぐらいなら、
「ブログ記事としてまとめて書いてほしいなぁ」
と正直思ってしまう。

 

TwitterBlue(有料会員の機能)で長文が書けるようになったり、
Twitter Notesなどミニブログ対応したにも関わらず、
ツリーなツイートばかりがレコメンドされるのにうんざりな人は多いかと。

 

利益や話題性を重視するあまり、
ユーザーの体験を損なうようなサービスに未来はない、というのは
歴史が証明するところ。

 

そうはいえども、
ブログの拡散性が悪いことや、
そこまでまとまった文章は読みたくない人が多いんだろうな、という
現実があるのも確かで。

 

 

最近のツイッター、
他にも改悪された点は数知れず

 

ホーム画面の改悪
「おすすめ」と「フォロー中」があるのはいいけど、
家のマークをダブルタップすると勝手に「おすすめ」に切り替わる最悪仕様

 

柴犬?仮想通貨?

 

イーロンマスク氏のくだらないMemeが流れてくる

 

・API利用有料化

 

などなど、

イーロンマスク氏のTwitter社を私有化したような
不可解な動きが続くこの頃。

 

日本ではネットのインフラと言えるぐらいの方向でやっていけたはずなのに
なぜこうなるんだろう・・・。

 

将来Wechatのような決済も含む
"スーパーアプリ"にすると宣言していたのに、
ユーザーのみならず、
企業としての信頼をゴリゴリ失っていく方向にいくのか。

 

Twiterの経営状態が苦しいのはわかるけれども、
そういった方向でのイーロンマスク氏のゴールがイマイチみえてこない。

 

有料会員の「Twitter Blue」は
編集機能や長文がメインなのでなく、
公式チェックマークがつけられることが
目玉機能だったはずなのに、

New York Timesなどの信頼性の高いと思われる大手新聞社のバッジを剝がしたりして、
反発を買ったりも。

 

なので現状、認証アカウントにしてる人は
イーロンマスクの方針に賛同している人のように見えてしまうというのが
ちょっと面白い。

 

青色バッジの権威性を高めてブランディング化しないといけなかったのに、
逆の方向へむかっている気がするんだけれど、
その辺はどう考えているんだろうな、と不思議に思うこの頃。

 

BlueskyやSubstack Notesなど
脱ツイッターな流れが出てきてるけど、
それはまた別の記事で。

 

普段あまりこういう批判や愚痴みたいなことは書かないようにしているけれど、
あまり人が集まらないような日記ブログなら、
こういういう記事も書きやすくていいかも。(たまにはね。

 

徐々にマストドンに軸足を移していくつもりです。

mstdn.jp

 

※追記(2023.4.12):Substack Notesもはじまったみたい。

Substack Notesのサービスがはじまった。 | 世界のねじを巻くラジオ